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喉声から抜け出せない人へ|発声の位置を変える意識づけトレーニング

9月25日
読了時間: 5分
ライトに照らされた煙の舞台で、マイクを握って歌う人物の黒いシルエット。

結論:喉声から抜け出せないのは、声を出すときに意識が常に「喉のあたり」に向いてしまい、その周辺の力で声を押し出そうとしているのが原因です。声を作る意識の位置そのものを、喉から少し離れた場所へ移していくトレーニングが効果的です。


この記事でわかること

  • 喉声になる仕組み

  • 「発声源」の意識を変えるという考え方

  • 今日からできる意識づけトレーニング

  • 練習を続ける上での注意点




ウタ子「歌った後、いつも喉に疲れが残るんです。声も喉に詰まったような音になるし」




MASAYAH「それ、喉そのものが弱いんじゃなくて、声を出す意識が喉に集中しすぎてる可能性が高いですね」




ウタ子「意識が集中しすぎるって、どういうことですか?」




MASAYAH「今日はそこの仕組みから一緒に見ていきましょう」




喉声になる仕組み


結論:「声は喉から出るもの」という感覚が強いほど、無意識に喉まわりの筋肉を使って声を押し出そうとしてしまい、それが喉声として定着します。


声帯は確かに喉の中にありますが、良い響きを作るためには、喉まわりの筋肉に頼るのではなく、呼吸の圧力と共鳴を使うことが大切です。ところが「もっと声を出そう」と意識すればするほど、多くの人は喉のあたりに力を込めて声を押し出そうとしてしまいます。この意識のクセが積み重なることで、喉声が定着していきます。


「発声源」の意識を変えるという考え方


結論:声を出す意識の位置を「喉」から「もっと自由な場所」へ移すことで、喉まわりの力みが自然と抜けていきます。


ラニーシンガーズアカデミー(LSA)の教材でも、喉声から抜け出すための入り口として「発声源」の位置をどこに意識するかを扱っています。声を「喉から絞り出すもの」ではなく「体の中のどこか、もっと自由な場所から自然に鳴らすもの」として捉え直すだけで、喉まわりの余計な力みが軽くなることを、これまで多くの生徒さんのレッスンで確認してきました。喉の締まりや痛みと合わせて起きやすい悩みなので、こちらの記事も参考になります。





ウタ子「喉から絞り出すんじゃなくて、もっと自由な場所から鳴らす、って感覚なんですね」




MASAYAH「そうです。意識を移すだけで、実際に力みが軽くなるんですよ」




今日からできる意識づけトレーニング


結論:あくびをする直前のような、喉が自然と開いた状態を作ってから発声する練習が、喉声から抜け出す入り口になります。


大きなあくびをする直前は、喉の奥が自然に開き、余計な力が入っていない状態になります。この感覚を保ったまま「ハー」と息を吐き、そのまま声を乗せてみてください。喉に力を入れて押し出す感覚とはまったく違う、楽に声が出る感覚をつかめるはずです。この状態を基準にして、少しずつ音程やフレーズをつけていく練習を重ねていきます。


練習を続ける上での注意点


結論:「喉に力を入れない」ことを意識しすぎて、逆に体全体の支えまで抜けてしまわないよう注意することが大切です。


喉声を直そうとするあまり、体の力を全て抜いてしまうと、今度は声に芯がなくなり、弱々しい声になってしまうことがあります。抜くべきは喉まわりの余計な力みだけで、呼吸を支えるお腹まわりの働きは別物です。喉は楽に、支えはしっかり、というバランスを意識しながら練習を続けてください。


🤔 よくある誤解Q&A


Q. 喉声は喉が弱いから起こる?

A. いいえ。喉の強さの問題ではなく、声を出す意識が喉に集中しすぎていることが主な原因です。


Q. 喉声を直すには喉に力を入れないことだけ意識すればいい?

A. 喉の力みを抜くことは大切ですが、お腹まわりの支えまで抜いてしまうと弱々しい声になるので注意が必要です。


Q. 発声源の意識を変えればすぐに直る?

A. 意識を変えることは第一歩ですが、あくびの感覚を使った練習など、体感を伴う練習の積み重ねが必要です。


❓ よくある質問(FAQ)


Q1. 喉声から抜け出せないのはなぜですか?

A. 声を出すときの意識が喉のあたりに集中し、その周辺の力で声を押し出そうとしていることが主な原因です。


Q2. 発声の位置を変えるとはどういうことですか?

A. 声を「喉から絞り出すもの」ではなく、体のもっと自由な場所から鳴らすものとして意識を変えることです。


Q3. 今日からできる練習はありますか?

A. あくびをする直前のような、喉が自然に開いた状態を作ってから発声する練習が効果的です。


Q4. 練習で気をつけることはありますか?

A. 喉の力みだけを抜き、お腹まわりの支えまで抜いてしまわないようバランスを意識することです。


✏️ まとめ:喉声は「意識の位置」から見直す


喉声から抜け出せないのは、声を出す意識が喉に集中しすぎていることが原因です。あくびの感覚を借りて、喉が自然に開いた状態から声を出す練習を重ねてみてください。





ウタ子「あくびの感覚、今度お風呂で試してみます」




MASAYAH「いいですね。楽に声が出る感覚、つかめると思いますよ」




一人でやってみて「これ合ってるのかな?」となったら、無料体験レッスンで一度プロの耳を借りてみてください。



今日もどこかで、あなたの歌がちょっと良くなりますように。

歌で世界を一つに MASAYAH(手書き署名)


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著者:MASAYAH


明治大学経営学部国際経営学科卒。ニューヨークとロサンゼルスでボイストレーニングを受けながら、日米のメジャーアーティストの制作に関わる。新宿にラニーボーカルスクール東京を創設しこれまで約3,000人をボイトレ指導。テレビやYouTubeなどメディアにも多数出演。

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